長男 ニャゴとの出会いと別れ

既に他界している長男・ニャゴと、次男・にゃんたのお話を
したいと思います。どちらも本当にいい子たちです。

linelinelinelineline

ニャゴは元野良のキジトラぶちです。
いつからともなくcatnapのお庭に
姿を見せるようになりました。
最初は、ご飯が欲しいのかな、と思っていましたが、
彼は食が細く、差し出したご飯もあまり口をつけず、
ただ、catnapに撫でて貰うのが目的なように見えました。
毎日姿を見せる彼が来ない、雨の日などは
いったいどこで雨風をしのいでいるのだろうと
気になって仕方がないようになったとき、
ニャゴはcatnapの息子第一号となったのです。
ニャゴと言う名前は、妹(ゆりぴ)の息子が
名付けてくれました(^o^)

catnapは、ニャゴを息子にしようと決めたときから
完全室内飼いにする覚悟を決めていました。
ご近所にご迷惑をかけたりする飼い方がイヤだったからです。
幸いトイレの躾はすぐに済みました。
しかし、大変だったのは、野良ちゃんをうちの中に
入れたままにしておくストレスの方です。

窓の前で悲しそうに鳴くニャゴを見て、
一度は外に出してやりました。
やはり野良ちゃんにしておいた方がいいのかも・・・
しかし、すぐにニャゴは帰ってきたんです。
それでcatnapの心は決まりました。
二度と外に出すことはしない。

その決心もつかの間、会社から帰るとニャゴは
嘔吐していました。夜だということもあり、
動物病院をイエローページから探し、
診ていただけないか電話で聞きまくりました。
そのとき、快く診ていただいた方が
我が家の猫sのかかりつけのドクターとなっています。
もう長いつきあいになりました^_^

診ていただいた結果は腎臓の片方が完全にいかれている、
ということでした。腎臓は一度ダメになってしまうと
治すことができないので、対症療法になります。
人工透析の代わりにカプセルの中に活性炭を入れて
それを飲ませる、尿の中の老廃物を活性炭に吸い取らせる
という生活が何ヶ月か過ぎていきました。

+-+

いよいよ活性炭では間に合わなくなったのか、
嘔吐がひどくなり、何度めかの入院も長引いて来たとき、
腹膜透析を勧められました。腹膜に新鮮な水を
送り込み、尿を綺麗にするというもので、
一時的にではあるけれど、効果が期待出来るとのこと。
このころには、一時的に退院できても、
会社から帰ると吐いたあとがあり、
その嘔吐物も、食べることもできないでいたので、
あるのは吐いた泡だけ、という状態でしたので、
もちろんお願いすることにしました。
これで少しでもニャゴが楽になれるのなら。。。

ところが、

次の日様子を見に行くと、ドクターは沈んだ様子でした。
「腹膜に管を入れたら出血がしたので、変だと思って
すぐに開腹をしてみたら、肝臓に腫瘍が出来ていた。
それが原因で肝臓の一部が破裂している。
手の施しようがないのでそのまま閉じてしまった。」
そして、もう一度破裂したら多分死んでしまう、
ということでした。

それから数日経って、胸騒ぎがしたわたしは、会社から
車を猛スピードで飛ばして帰りました。
前日様子を見に行ったわたしに、いつもは静かに
見送るニャゴが「あーん!あーん!」と
激しく鳴いていたんです。
果たして病院へ着くと、「もうダメだと思う。
全然起きあがることも出来ないし」と言われ、
入院スペースへ行くと、横になったニャゴがいました。
いつもは座ってわたしを迎えてくれたのに、
もはやその元気など、微塵も残っていないのです。

「ニャゴ、、、」
声をかけるわたしにの方に頭を小刻みに震わせながら
振り向いた彼の顔は必死であり、悲しげでもありました。
あの顔は多分一生忘れることはできないでしょう。
もうダメなんだね、ニャゴ・・・

ドクターにお礼を言って、家に連れて帰ると、
自分のベッドの方に這って行きます。
もう歩くことさえ出来なくなっていました。
そんなときでも、いつものベッドに戻ろうとするニャゴ。
彼は何かに向かって威嚇を繰り返します。
わたしに見えないものが見えているのだろうかと
おびえるような気持ちがしながら、ただ抱いていることしか
できない自分の無力さを思い知りました。

そして、何度か苦しんだあと、
ニャゴは突然苦しまなくなりました。
もうそのころには、悲しいと言うよりは、ホッとしたのが
正直な気持ちでした。もう痛くないんだよね。

次の日、会社を休んで火葬にしていただき、
一週間後には病院へ報告に行きました。
「これに懲りずにまた猫飼ってね」とドアの外まで出て
わたしを 見送ってくれたドクターの言葉、
それが励ましになって、にゃんたとの出会いへと
つながったのだと、思っています^_^

linelinelinelineline

>>Next >>Back